東海大学医学部・医学部付属病院は、創設50周年を迎えます。
創設50周年を記念する事業に皆様のご理解とご支援をお願いします。
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東海大学医学部は1974年の創設以来、50周年の節目を迎えることができました。これもひとえに皆様の多大なるご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
私どもは「科学とヒューマニズムの調和の精神」のもと、人間性豊かな「良医」の育成に努めてまいりました。大きく変化する医療環境に対応するため、我が国初のクリニカルクラークシップ（診療参加型臨床実習）の導入や模擬患者の活用によるPBL（問題解決型学習）の実践など、他に先駆けて多くの課題に挑戦してきました。さらに、心の通い合う看護と医療の充実を目指し、2018年からは医学部に看護学科を迎え、多様化する医療ニーズに呼応する、社会性や人間性を磨ける教育環境の充実を目指しております。
また、東海大学医学部付属病院も1975年の開院以来、新時代の高機能、高品質の医療サービスの提供と、人間性豊かな人材育成のできる施設として50周年の節目を迎えます。超高齢社会の到来、新興感染症をはじめとする新たな疾患・災害医療への準備、働き方改革への対応など、近年の医療を取り巻く環境は激化の一途を辿っています。まさに、変動著しい時代の流れに対処し得る新たな病院機能の確立が急務となっております。
このような事態を打開し、新しい医療の可能性と向き合い、社会全体の医療体制を確立していくため、「東海大学医学部・医学部付属病院創設50周年記念事業」を立ち上げました。そして、その大きな柱として新医学部棟の建設を計画いたしました。教育・研究・診療が融和した未来医療を創造する拠点として、「先駆ける医学部～新しい医学部を創造するフューチャープラットフォーム～」を掲げ、未来医療を担う人間性豊かな医療人を輩出してまいります。
しかし、新医学部棟の建設をはじめとした教育・研究環境の整備・充実には、多額の資金が必要になります。本学園としての自助努力は不可欠でありますが、後援会、同窓会、教職員、医学部に関係する団体、病院職員をはじめとする個人の皆様からのご支援が大きな力となります。
皆様方には、どうか私どもの趣旨をご理解いただき、本募金にご賛同を賜りたくお願い申し上げます。
学校法人東海大学 理事長
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